皮膚の厚さはわずか2mmほどで、とくに皮膚が薄い部位が目元です。
皮膚は外部刺激から守ってくれているのですが、皮膚が薄いと外部刺激の影響を受けやすくなります。
そのため、紫外線やアイメイクなどの摩擦でダメージを受けて、目元はシワができやすい部位です。
では、目元のシワを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
シワを防ぐために大切なことが保湿です。
肌が乾燥するとバリア機能が低下して、シワができやすくなります。
保湿をしておくと、乾燥による小ジワの予防になります。
目元は非常に薄く乾燥しやすいため、顔用の化粧品では保湿力が不十分です。
乾燥が気になる場合は、目元専用のクリームを使用することがおすすめです。
目元専用でないと肌に刺激を与える可能性があるので、目元専用を使用してください。
こすって化粧品をつけると肌を傷つけるので、こすらないように気をつけましょう。
保湿をする成分には、
- セラミド
- ヒアルロン酸
- NMF
- コラーゲン
などがあります。
◆セラミドは肌の水分保持力の大部分を担う細胞間脂質を構成する成分です。
保湿作用と肌のバリア機能の回復を促す働きがあります。
◆ヒアルロン酸には1gで6Lの水分を抱え込む力があります。
◆NMFは肌の水分保持力を担う天然保湿因子の成分です。
◆コラーゲンはぷるぷるな肌のイメージがありますが、コラーゲンは分子が大きいので、肌の奥の真皮層には到達せず、コラーゲンを増やす働きはありません。
コラーゲンには水分をとらえて逃がさない性質があり、保湿をします。