目元や口元に表れる細かいシワを小ジワといいます。
最初はよく見ないと気がつきませんが、放置していると次第に深いシワになります。
深いシワを作らないためには、早めのケアが大切です。
そもそも、どうして小ジワができるのでしょうか。
肌は表面から表皮・真皮・皮下組織で構成されています。
小ジワができるのは表皮です。放置しているとその下の真皮層にまで達して、深いシワとなります。
表皮の角質細胞がバリア機能を果たし、肌が守られているのですが、角質細胞が壊れてバリア機能が低下すると小ジワができます。
バリア機能は乾燥によって低下するので、小ジワを防ぐには乾燥対策が重要です。
乾燥を防ぐために行いたいことは3つです。
1つめは湿度と温度の管理です。
冬場は空気が乾燥して肌がかさつきますよね。
湿度が低いと肌が乾燥するので、加湿器を使うなどして乾燥対策をしましょう。
気温が低下すると肌の代謝が落ちてターンオーバーが乱れて、肌の保湿力が低下します。
2つめは睡眠を十分にとることです。
肌の再生は寝ている間に活発に行われています。
睡眠不足になると肌代謝が低下して、バリア機能も低下します。
遅くとも12時までには眠るようにしましょう。
3つめは保湿化粧品を使うことです。
さまざまな保湿化粧品が販売されていますが、自分の肌にあった化粧品を選んでください。
保湿作用がある成分には、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどがあります。
これらを配合した保湿化粧品を使用するとよいでしょう。