便秘は肌荒れの原因となります。
便秘を解消するためには野菜などを食べて食物繊維を摂取することが大切ですが、野菜の食べ過ぎが肌荒れを招くこともあります。
食物繊維には不溶性と水溶性があります。
不溶性食物繊維は便のカサを増やして腸の働きを活発にし、
水溶性食物繊維は便に水分を与えたり、腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整えます。
野菜に多く含まれているのは不溶性食物です。
不溶性食物繊維ばかり摂っていると、便が固くなって便秘が悪化することがあります。
食物繊維を摂ることは大切ですが、不溶性と水溶性のバランスが大切です。
不溶性と水溶性は2:1で摂るとよいといわれています。
水溶性食物繊維を多く含む食品には、納豆、大麦、オクラ、海藻などがあります。
野菜ばかりでなく、水溶性食物繊維を含む食べものも食べてバランスをとることで、便通がよくなることが期待できます。
また、野菜にはビタミンやミネラルが含まれています。
ビタミンやミネラルは肌の代謝に欠かせないものなので野菜を食べることはよいことです。
野菜の摂取量が減少しているので、意識して摂る必要があります。
しかし、不溶性食物繊維ばかりになって便秘を悪化させることもあるので、海藻など水溶性食物繊維を含むものも食べてバランスをとりましょう。
便通がよくなって腸内環境がよくなることで肌荒れも改善されてきます。